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死の壁 (新潮新書)
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| 商品カテゴリ: | 医学,薬学,医療,看護,介護
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| セールスランク: | 37510 位
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| 参考価格: | ¥ 714 (消費税込)
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日本最高峰の理系の頭脳
『?の壁』シリーズに一貫して言えるのは、
●非常に受け売りしやすい内容であること。
●養老孟司の会話を録音したものを、そのまま文章化したものであること。
●彼は東大の名誉教授であるが、その地位に乗っかってしまっていること(昨今の大学でよくあるケースである)。
●それ故に、所謂「ひとごと」になってしまっていること(もっとも、評論家は大抵そうだが)。
以上であろうか。
頑固オヤジがあいさつが苦手だった!
最終章の「死と人事異動」で父の死について述べられているところがあります。
養老氏が4歳のとき、父親の臨終の際、最後のお別れの挨拶ができなかった。
父親の死を現実のものとして受け入れることができなかった。
そのせいで、挨拶が苦手だった。
私にも同じような体験があり、挨拶がどうも苦手でした。
わずか5頁ほどの文ですが、その謎が解ける糸口になりそうです。
一人称、二人称、三人称の死体
前著「バカの壁」はそれほど印象に残っていないが、本書では「死」という永遠のテーマについて、哲学的見地というよりは医学的・社会的見地から述べられており、非常に興味深く読みやすい内容に仕上がっている。
具体的に養老氏は、「死とは何か」と抽象的に考えるのではなく、「死体とは何か」を具体的に考えることにより、「死」を捉えようとする。その際、「一人称の死体」(存在することのない自分の死体)、「二人称の死体」(死体ではない特別な身内の死体)、「三人称の死体」(アカの他人である死体である死体)に分類して考えている点は、まさに本質を突いているように思う。
それ以外にも「脳死」や「安楽死」、「死刑」などの難しい問題にも触れており、それらを「共同体のルール」という視点から捉えているのは、ある種の説得力を感じる。それらの正解なき難問を、「する側」(患者・囚人やその家族)からではなく「させる側」(医者や執行官)から論じているのもユニークで、ちょうど今「死に神」発言で話題になっている法務大臣を思い浮かべてしまう。
死について深い内容の本
養老先生の本を読んでいつも感じるのは、簡単な読みやすい
文調で書かれている本でも、その内容は実に深いということ。
今回の本でも、「死」という誰もが避けることはできない
問題について養老先生に考えをまとめたもの。
「自分は自分」という自分が不易なものである考えではなく、
自分が変化していくものであるということ、安楽死というもの
を医者という立場から考える視点、死というものを考える場合、
二人称の死(簡単にいえば身内など近しいものの死)が与える
影響とそれに対してどう対応していくかが大切だという視点、
人生とは死を考える上で充実していくという点…
どれも私が今まで思いもしなかった視点であるし、言われてみると
そのとおりと納得できる内容であった。
本の中からも養老先生の頭のよさを感じるものだった。
どの道通る道
死の壁というタイトルからすると少し敬遠される方も居られるかもしれませんが、すごく読みやすいです。さすが養老先生といった感じです。生まれて死んで行くのは避けて通れぬ道。どうせならそのことについて知っておくのも悪くないでしょう。何故なら受け入れるべきものだからです。これが絶対ではないでしょうが、読んでみて下さい。
新潮社
超バカの壁 (新潮新書 (149)) バカの壁 (新潮新書) こまった人 (中公新書) まともな人 (中公新書) 無思想の発見 (ちくま新書)
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