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ヤコブセンの家―桜日記 (カルチャライフ)
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| ジャンル: | 旅行,観光,トラベル,旅行ガイド,海外旅行,観光情報
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| 人気ランキング: | 231012 位
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| 参考価格: | ¥ 650 (消費税込)
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北欧の生活に憧れる
北欧のインテリアデザインは年々人気が高まっている気がします。
作者は私より10歳近く年長ですが、文体が若々しく、この本を手に取ったときは30代そこそこの印象を受けた位です。
多分心もずっとみずみずしい女性なのでしょう。
毎日を味わって暮らす・・・
そんな生活に憧れる一冊です。
ヤコブセンの家や庭は、見取り図や写真でイメージがかきたてられます。
住宅は設計図や理論だけでなく、住んでどうか?なのでしょうね。(住みやすそうとは言えませんが)
デンマーク在住日本人デザイナー家族の暮らしぶり
本書の舞台となっているアルネ・ヤコブセン('02-'71)設計の住宅とは、デンマークのコペンハーゲンの中心に近い住宅地、ソンビューベスタ通りにあるそうです。ヤコブセン作品には珍しく比較的庶民的な界隈ということですが、敷地面積1093平米、床面積266平米、煙突が3本、住み込みの使用人部屋まで備える、広いお屋敷には違いありません。(現在の見取図がイラストで掲載されています。)
ちょうどヤコブセンの仕事に脂が乗ってきた1936年の作品ですが、備え付けの間接照明や食器棚などを含めて現在でも十分にオリジナルの状態を保っており、生誕百周年になってから保存住宅に指定されたとのこと。もっともヨーロッパでは100年前の住宅なんてザラのようですが。
著者の家族は、1989年にたまたま売りに出されていたこの家を、三代目のオーナーとして購入しています。家族3人には広すぎるし、ドイツ機能主義の影響を受けたデザインとはいえ、現在の生活では不便なところも多いそうですが、建築家の鋭いセレクトセンスを感じる厳選された素材や、ファンには垂涎もののディテールと共に日常を暮らしているというのは、何とも羨ましいものです。
とはいえ、本書の主役はどうやらこの家そのものというより、著者のキョウコさんと家具デザイナーのタカシさん、一人娘のアヤちゃんの御一家が、ご近所の親切なデンマーク人たち、日本からの若い留学生たちと共に織り成す北欧の暮らしぶりといったことのようです。時が止まっているかのようでいて、振り返ると着実に積み重ねられている日々の喜び。流行のような些事に囚われず、ゆったりと四季を楽しみ、自分たち自身の手で創りあげていく生活の豊かさ。(デンマーク料理のレシピもいくつか掲載されています。)
この本は、海外生活の驚きと発見を紹介する「カルチャライフ」というシリーズの第一弾、建築の記述ばかりを期待せず、生活文化全般を愉しみましょう。
丁国在住 20 数年の著者が綴るデンザーク歳時記
著者はデンマークで家具デザイナーとして活躍する 岡村孝 氏 の奥さん。 たまたま売りに出されていたデンマークを代表する建築デザイナー、 アルネ・ヤコブセン設計の家を購入して、その家で過ごす日々の生活 をみずみずしいタッチで描く、デンマーク歳時記的なエッセイ。 桜満開の春から始まり、カラッと晴れた明るい夏、太陽が低く昼間の 短い冬、そしてまた来る春を待つ新年、と移り変わる季節に絡めて、 初めてデンマークに来た時のこと、娘さんの成長、ご近所さんとの 心温まる付き合い、日本から留学してきたデザイナー志望の若者と の交流などを思い起こす様子は、著者の生活の豊かさ(それは経済的 な、という意味ではなくゆったりと地に足を付けて暮らす人生の豊かさ =まさにスローライフ)が感じられ、読んでいるこちらも、ホッと一息 付ける、そんな一冊です。 五ッ星評価:★★★☆☆
プチグラパブリッシング
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